尿もれチェック

尿もれ診断
1時間パッドテスト

おなかに力が入るともれる「腹圧性尿失禁」が気になっている人に、おすすめのテスト。 腹圧性尿失禁かどうか、またそのレベルを知ることができます。

「1時間パッドテスト」をやってみよう

用意するもの

尿ケア専用パッド
はかり(キッチンスケールでOK)
時計(またはストップウォッチ)
飲料水 500cc
記入表&ペン
ビニール袋
計量カップ(空のペッドボトルに目盛りをつけてもOK)

印刷して使える記入表(PDF:98KB)
*印刷しない場合は、同様の書式でノートなどに記入しましょう。

テストをする時間

生理中のほかは、いつ行なってもOK。ベストは昼食後です。
昼食の前に排尿し、そこから2時間経ってからテストを開始します。

*2時間待つのは、おしっこをある程度、膀胱にためるため。

*食事がおなかに落ち着いた頃が目安。

*午前中は、いつもと同じように過ごしてOK。

準備

尿ケア専用パッドとビニール袋の重さをはかって、記入表に記入します。

*テスト中にパッドからあふれるほどおしっこがもれたら、テストを終了し、パッドの重さと尿量をはかります。より吸収量の多いパッドを使って、別の日にテストをしましょう。

パッドテストの手順

開始~15分パッドをあてて、水を飲む

1)
尿ケア専用パッドをあてます(この時、排尿はしない)。開始時間を記入表に記入します。
2)
飲料水を飲みます。(500ccを15分以内で飲み終える。余った時間は安静に。開始時に、すでにおしっこがかなりしたい状態なら、水を飲むのをパスしてもOK)

15~45分外を歩く

1)
30分間、外を歩きます(散歩)。
2)
この30分の間に、階段を1階分、昇り降りします(それ以上昇り降りした場合は、メモしておく)。

45~60分5つの動作を行なう

15分以内で、次の5つの動作を行ないます。

1)
「イスに座る、立ち上がる」を1セットにして・・・10回
2)
足を肩幅の広さに開き、やや腰を落として股をゆるめた姿勢で、「強くせき込む」・・・10回
3)
1カ所を走り回る・・・1分間
4)
床に置いた物を腰をかがめて拾う(つもりの動作)・・・5回
5)
水道の水を流し、手を洗う・・・1分間

*これらの動作をしておしっこがもれたら、どの動作でもれたかチェックします。


60分パッドの重さをはかる

1)
パッドをはずして、重さをはかります(ビニール袋に入れて口をしめておき、トイレを出てからはかる)。
2)
トイレで計量カップ内におしっこをして、その量をはかります。
(排尿量が200ml未満の時は、膀胱におしっこがたまっていないために尿もれ量が低く出る可能性があるので、また別の日にテストを行なってください)
(テスト終了)

尿もれ量の計算

テスト後のパッドの重さから、未使用のパッドの重さとビニール袋の重さを引きます。


尿もれの量がわかったら、結果を見てみましょう。

このテストは基本的に腹圧性尿失禁の評価ですが、「手を洗う」でもれた場合は、過活動膀胱(切迫性尿失禁)が疑われます。

尿もれの量
状態
2g以下
尿もれはないようです 
詳しい解説はこちら
2.1~5g
軽度の尿もれです 
詳しい解説はこちら
5.1~10g
中等度の尿もれです 
詳しい解説はこちら
10.1g以上
重度の尿もれです 
詳しい解説はこちら
(監修/加藤久美子)

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