unicharm 「尿もれケアナビ」は女性の快活生活を応援します
尿もれケアナビ for Women
自分の状態を知る▼ セルフケアで改善する▼ 正しい知識を得る▼ 診断・治療を受ける▼尿ケア用品▼
尿もれ関連用語
インコンチネンス(失禁)
コンチネンス(continence:排尿のコントロールができている状態、禁制)に対し、インコンチネンス(incontinence)は、その逆の意味で、禁制が保たれていない、つまり尿がもれてしまうことを表わします。
骨盤底
骨盤の底にあたる部分。膀胱や子宮、直腸など、骨盤内の臓器を下からしっかり支えています。骨盤腔の底の部分は、内骨盤筋膜、骨盤隔膜、会陰膜と会陰浅層の筋肉といった三層構造の頑丈な線維組織や骨格筋でできており、これらをまとめて「骨盤底」といいます。
これらのうち自分の意思で動かすことができ、トレーニングなどで鍛えることができるのは、骨格筋の成分だけ、つまり骨盤隔膜の一部と会陰膜・会陰浅層の筋肉です。
関連リンク [骨盤底と骨盤内の構造]
尿道
膀胱頸部から外尿道口まで尿を運ぶ管。男性に比べ、女性の尿道はまっすぐで短く(約4cm)、周りを取り巻く括約筋の配置が不完全であるという構造的な問題があり、腹圧性尿失禁を起こしやすい原因になっています。女性に膀胱炎が多いのは、尿道が短いうえに、外尿道口の開く部位が腟の出口や肛門にも近く、湿って雑菌の増えやすい環境にあるからです。
尿道括約筋と膀胱排尿筋
膀胱、尿道の働きを単純化してイメージすると、一日の大半の蓄尿期(尿をためている時)には膀胱の出口の尿道括約筋はしっかり締まっており、膀胱という筋肉の袋(膀胱排尿筋)はゆったりと広がって、尿をもらさないでためていられる、一方トイレへ行く時、つまり排尿期(尿を出す時)には、尿道括約筋がゆるんで、膀胱排尿筋がぎゅっと縮み、残尿なく膀胱を空にすることができます。
尿道括約筋は排尿時に膀胱の開け閉めを行なう、いわば門の役割をする筋肉で、横紋筋の外尿道括約筋と平滑筋の内尿道括約筋に分けて考えられています。尿がたまってきた時、外尿道括約筋、内尿道括約筋は神経反射によって収縮し、無意識に尿をもらさずためるようにしています。ぎりぎりまでたまって強い尿意が出てきた時は、外尿道括約筋を自分の意思で収縮させ、意識的に尿をもらさないよう調整できます。トイレで排尿する時には、排尿反射で尿道括約筋がゆるみ、円滑な排尿が可能になります。
膀胱排尿筋は、膀胱という弾力のある袋を構成している筋肉です。尿がぎりぎりまでたまっても、膀胱排尿筋はやわらかく弛緩しており、膀胱の内圧はわずかしか上がりません。いざトイレで排尿する時には、排尿反射で骨盤神経(副交感神経)を介して、膀胱排尿筋の良好な収縮が起こります。
尿路感染症
膀胱炎、腎盂腎炎など、尿路(尿の通り道:腎→腎盂→尿管→膀胱→尿道)に細菌が感染して起こる炎症を、総称して「尿路感染症」と呼びます。
尿路感染症の多くは、外尿道口を通して、体の外から細菌が侵入して起こります。通常の膀胱炎では、原因菌の約70%が大腸菌です。膀胱から尿管を通って感染が腎盂・腎臓に波及すると、腎盂腎炎になります。
膀胱炎は圧倒的に女性に多く、またこれをこじらせて腎盂腎炎で発熱することもよく見られます。女性は尿道が短く、細菌が入りやすいからですが、通常の状態では多少の細菌が入っても抵抗力があり、排尿で細菌が洗い流され、膀胱炎まで起こさずにすむものです。疲れや冷え、尿の我慢のし過ぎがきっかけになるようです。
排尿痛、頻尿、残尿感、血尿、おしっこがにごるなどの症状がみられたら要注意で、切迫性尿失禁の出ることもあります。尿路感染症が疑わしい時は、早めに医師の診察を受けましょう。予防としては、水分を適度に多めにとる、性交渉の後はトイレへ行くなど衛生状態をよくすることが考えられます。
女性では膀胱炎は身近な病気なので、慣れっこになって市販薬で対処する方がありますが、膀胱ガンや結石が膀胱炎とまぎらわしい症状を起こしている場合、通常の細菌性の膀胱炎以外に、頻尿、蓄尿時膀胱痛(尿のたまった時の膀胱、下腹部の痛み)の継続する間質性膀胱炎という病気もあり、注意が必要です。
関連リンク 間質性膀胱炎
膀胱容量
膀胱が尿をためられる量のこと。膀胱は筋肉(膀胱排尿筋)でできた弾力性のある袋です。余裕のある膀胱ならば、少し尿のたまった感覚が出てきてからトイレに行かなければもらしそうな強い尿意になるまでに、100cc以上の尿を追加してためておくことができます。
膀胱容量には個人差があり、体格によっても大きさが違います。日本人女性の昼間の膀胱容量は、およそ200―400ccくらいです。夜はこれよりも少しためられる量が増える傾向になります。
昼間は頻尿で100cc以下の排尿を繰り返している人でも、夜中に横になって眠っていると、起床時の排尿量が400cc以上になる人もいます。その場合、性器脱による症状であったり、尿がもれやすいために用心して頻尿になっていたり(習慣性・心因性頻尿)、腟萎縮などで尿路の刺激症状が出ていたり、などのことがあります。
昼も夜も、とにかくどう努力しても、ぐっすり眠っても、1回の排尿量が150ccを超えないという場合、本当にその膀胱はその量しかためられないのです。この場合、膀胱そのものに異常があることが多いと考えられます。
排尿記録(排尿日誌)
一日を通しての排尿の状態を把握するために、いつどれだけ排尿したかを記録すること。目的によって、尿意の有無、尿もれの有無、排尿時の何らかの症状、飲水量などもメモします。このサイトでは、「セルフケア日誌(排尿日誌)」として紹介しています。
排尿障害の受け止め方は、人によってかなり幅があります。「回数が多い」「我慢ができない」などという本人の自己評価だけでは、なかなか排尿障害の実態や排尿パターンの傾向がみえてこないものです。そこで、排尿診療に慣れた医師は、しばしば排尿記録を好んで指示します。専門医を受診するときは、あらかじめ排尿記録をつけて持参する方がよいかもしれません。
関連リンク セルフケア日誌・つけ方編
 
尿もれケアナビのTopへ戻る 前のページへ戻る
Copyright (C) unicharm corporation 1996-2012 All Rights Reserved.