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ケアナビ・トピックス バックナンバー
VOL.20 緊急報告!『尿もれには骨盤底トレーニング』広がる改善&予防意識。
やり方を知らない人も、その効果を期待
本サイトで実施した「骨盤底トレーニングに関するアンケート」の結果から、現代女性の尿もれ対策や予防意識が垣間見えてきました。
たいしてトイレに行きたくもないのに、おなかに力が入るとおしっこがもれる腹圧性尿失禁は、多くの女性が悩む尿もれのタイプです。せきやくしゃみで少しもれる程度ならば、“骨盤底トレーニング”によってほとんど尿もれが解消できることもあります。
この骨盤底トレーニングについて知っているかを聞いたところ、「やり方を知っている」は27人で全体の約25%、「聞いたことがある」は45人で約41%でした。両方を合わせると72人に及び、全体の3分の2の人が「骨盤底トレーニングを知っている」ということになります。
尿もれと骨盤底トレーニングを関連づけて考える人は多く、「尿もれには骨盤底トレーニング(が役立つ、役立ちそう)」という認識が浸透しつつあることがうかがえます。前回紹介したデータで「尿もれ対策として専用パッドを使用する」と答えた人は約32%、全体の3分の1でしたが、これと比較しても、骨盤底トレーニングについての関心の高さが予想できます。
それを裏付けるような調査結果もあります。骨盤底トレーニングについて「聞いたことがあるがやり方は知らない」と答えた45人に、さらに「骨盤底トレーニングは自分に関係がありそうか」と質問したところ、「ありそうなので、もっと詳しく知りたい」という人が34人、約76%にも達しました。
そこにはきっと「できるならもれを軽くしたい、なくしたい」「予防したい」という思いがあるのでしょう。ぜひ正しいやり方を身に付けて、予防や改善に役立てましょう。
ネットなど新しい経路で情報が広がる
骨盤底トレーニングについての情報源を探ると、「インターネットのサイト」が最も多く、全体の約30%を占めました。次いで「パンフレットや書物」「医療機関」となっています。
本サイトの監修者で、この調査を行なった中田真木先生(三井記念病院産婦人科)は、次のように語ります。
「病院や診療所などでの診療や指導とは別な経路で、骨盤底トレーニングが広がっているようです。ただ、それらを見たり読んだりして自分で取り組めるのは、いわば“さわり”の部分だけ。必ずしも実施に適した形で浸透しているとはいえないようです」

今回の調査では「骨盤底トレーニングのやり方を知っている」人でも、実際にやり続けているのは20%程度にとどまっています。実は「始めたが中断した」という人が半数以上もいるのです。
「骨盤底トレーニングを始める前に、まず、何に役立てたいかという動機づけを確認し、 骨盤底という身体の部分について明瞭なボディイメージを持つことが必要です。骨盤底トレーニングが効果的であるためには、正しい動作、毎日の継続、生活の中での骨盤底動作の活用、という三条件が求められます」(中田先生)

やり方を知ってはいても、なかなか続けられない…次回はその理由を探ります。
(2004年6月)
※次回も「骨盤底トレーニングに関するアンケート」の調査結果を紹介します。
中田真木先生プロフィール
関連リンク 尿もれ百科  骨盤底トレーニング
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